セントジョーンズワート

セントジョーンズワート
 

うつ病に効果的なハーブとして、広く知られているものにセントジョーンズワートがあります。
 
セントジョーンズワートはにセイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum)という植物のことを指し、このハーブの医療的利用は、古代ギリシャの頃までさかのぼる事が出来るそうです。
 

<セントジョーンズワートの効能>
 
セントジョーンズワートの効能はSSRI等と同じような、セロトニンの再吸収を阻害することが関係すると信じられています。有効成分としては、ハイパフォリンとヒペレリンと考えられています。
 
ある研究では、初期のメタ解析ではセント・ジョーンズ・ワートの抽出物は軽度から中程度のうつ病に対してプラセボより有意に有効であると報告(Linde et al ., 1996) された一方で、セント・ジョーンズ・ワートは中程度のうつ病の治療には効果がない(Hypericum epression Trial Study Group, 2002)としており、未だ正確には効果のほどは不明です。
 
色々な機関で、このセントジョーンズワートに関する研究が進められていますが、残念ながら、有効性について結論づけることができない状態です。
 
一般に、このような治療法には個人差がありますので、人によっては効果的でも、一方では”気休め程度”の物でしかないのかもしれません。
 

<セントジョーンズワートの用法・用量>
 
乾燥ハーブ: 2〜4 g または煎じ薬として一日3回
液体抽出物: 2〜4 mL (1対1 25% アルコール中) 一日3回
チンキ剤  : 2〜4mL (1対10 45% アルコール中) 一日3回

(英国ハーブ医学連合科学委員会推薦)

 

 また、セントジョーンズワートの効果を適切に評価するためには最低4週間は取り続けなければならない。
 
 

<セントジョーンズワート使用の注意点>
 
セントジョーンズワートによる副作用としては、胃腸症状、目まい、意識混濁、けん怠、鎮静や、光過敏性(日焼けをしやすくなる)などが報告されていますが、どれもプラセボの域を出ない程度のもので、あまり気になさる事は無いでしょう。
 
しかし、他の薬物との相互作用は確認されており、薬効を著しく減少させる事がありますので、何かしらの治療薬を使用している時には、セントジョーンズワートの使用を控えるか、医師などに相談された後の使用を心がけてください。
 
 

このように、セントジョーンズワートによるうつ病治療は、医学的に証明されたものではありません。したがって、これを過信するのはどうかと思います。
 
やはりうつ病は病院で治すのが一番です。しかし、まったく効果のない訳ではないので、うつ病予防という意味合いで、軽いうつ状態時の使用が良いかと思います。
 
 
 
この記事へのコメント
こんにちは、楽しく読ませていただきました。
勉強になりました。頑張ってください!

セントジョーンズワートを買うならこちら
[http://www.kenko-supli.jp/s_39.html]
健康食品・サプリメント.jp
[http://www.kenko-supli.jp]
Mr.サプリメントの健康辞典
[http://mr-supli.seesaa.net/]
Posted by セントジョーンズワート at 2007年01月15日 16:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/31304128

この記事へのトラックバック

セントジョーンズワート
Excerpt: ヨーロッパ原産の多年草で、現在は世界各地に分布しているセントジョーンズワートは、2000年も前から精神を鎮静させる効果のあるハーブとして利用され、最近では、うつ病の治療に効果が..
Weblog: Osirase boy(お知らせボーイ)
Tracked: 2007-03-31 23:30

セントジョーンズワートはプラセボの 1.28倍以上効く、ただしどんな商品でもというわけではない
Excerpt: セントジョーンズワートの効果について大々的な検証が行われました。 セントジョンズワートはうつ病に効果的 29の試験のレビューの結果、セントジョーンズワートの抗う...
Weblog: うつ病ドリル
Tracked: 2008-10-17 19:06
医療情報に関する注意:ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。